貿易用語FOB-インコタームズの簡単解説

「インコタームズ」とはざっくり言えば貿易の取引条件となり、運賃や関税などの経費負担の取り決めです。

また、貿易輸送には荷物の「保険」がかけられる事が多く、保険が出てくると少しややこしくなるのでここでは割愛します。

また、正式にはインコタームズですがここではあえて「取引条件」とさせて頂いております。

代表的な取引条件

FOB…輸入する側が運賃負担

CIF…輸出する側が運賃負担

EXW…輸入する側が全て負担

DDP…輸出する側が全て負担

取引条件FOB

上の説明にもある通り、FOBとは運賃の負担が買う側(輸入者側)にあります。

したがって買う側(輸入者)は海外のメーカー様から受けた金額に運賃やその他の経費を加算する必要があります。

その他の経費とは主に下記になります。

  • 船便の運賃(Freight)
  • 日本国内での通関費用
  • 日本国内での配送費用(港〜納品場所までに納めるトラックの運賃)
  • 関税・消費税(ワインなど、お酒であれば酒税もかかります)

商品の仕入れ代は?(エコバッグを輸入する場合)

ここではトートバッグを仮に輸入する場合のケースを見ていきたいと思います。

海外メーカー様から運賃無しのお見積もりを頂き、国内でかかる費用を合計して商品の仕入れ代金を考えていきます。

この場合では商品数量が少ないので経費が割高となっております。経費はどのビジネスにおいても必須条件ですが、貿易取引をする場合に大事なのは「量が多くても少なくても一定量でかかる経費がある」ということです。

したがってある程度のボリューム(数量)を輸入した方が経費は割安となり、販売価格にも競争力が生まれるということになります。

(2021年9月1日:筆 阿部)

JETROのインコタームズ2020の解説はこちらから

貿易用語「EXW」「FOB」「CIF]とは?の解説はこちらから


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