海外から食品を新たに輸入する場合に飛行機で運ぶ場合と船で運ぶ場合の2通りがあります。どのような手続きが必要なのか簡単に説明します。
まずは検疫へ事前相談を
ヨーロッパに限らず食品を輸入する場合は、適正に輸入できるかどうかを確認しなければなりません。
まずはメーカーより原材料などの書類を取り寄せ、事前窓口へ相談するのが一番良い手段です。
マニュアルに従い書類等を提出すると懇切丁寧に教えてもらえます。
飛行機と船便の違い
食品を新規で輸入する際に必ず検査が必要になります。
すでにその商品が輸入されている場合でも、輸入者が変わるとその場合も検査が必要になるので注意が必要です。
食品検査は船でもエアーでも共に行う必要があり、
大体1〜2週間程度の時間がかかり、その間の保管料は自社負担となります。
コンテナで日本で運んだ後に検査すると保管料が発生し経費がかかる事があります。
少量を運び検査をすればエアー代は高いかもしれませんが、莫大な保管料の経費を抑えられ結果的にコスト減になります。
輸入許可申請の手続き
輸入者は食品関連の届出を行う際は商品を仕入れするメーカーからの成分表や製造工程表を入手し、乙仲様へ提出を求められます。成分表には原材料や原材料の国などが記載されており、また製造工程用にはどのように加工食品となるのかを記載することが必要になります。
まとめ
海外から食品を仕入れする場合はまず、検疫所の事前相談窓口へ相談するのが1番良いです。
日本へ入れられない場合もありますし、検疫の手続きの際にどういった書類が必要になるかを事前に調べることができます。
最初はエアーで少量を検査用に輸入し、輸入実績を作り商品を船で輸入する流れが王道と言えます。