酒税の計算方法(ワイン編)

日本において酒類を輸入する酒税の計算について概要を説明致します。ご存知の通り日本では、輸入される酒類には酒税が課されます。酒税はアルコール度数、容量、酒類の種類に基づいて計算されます。

酒税の税率:酒税の税率は、ビール、ワイン、蒸留酒などの種類によって異なります。また、アルコール度数や容量によっても税率が変わる場合があります。

ワインの酒税方法

税関のホームページを参考にすると…下記のような表にまとめられています。下記にてリンクを貼ってありますので併せてご参考ください。

税関HP:酒類の輸出について

以前、フランスよりシャンパンを輸入する記事を掲載させて頂きました。実際に輸入する流れやかかるおおよその経費など掲載してありますのでご参考にして頂ければ嬉しいです。

実際にシャンパンを輸入する流れ

ML, L, KLの計算方法

ミリリットルやリットルには馴染みがあるかもしれませんが、キロリットル?しかも計算方法?となると戸惑う方も多いのではないかと思います。酒税法ではキロリットルに対して課税される為、普段馴染みのないキロリットルについて少しなれる必要があります。計算式に入っていると便利だと思いますので、下記参考までにダウンロードしてみてください。

  • ML:ミリリットル
  • L:リットル
  • KL:キロリットル

キロリットルのエクセル計算式(セクセルフォーマット)

概要

  1. ミリリットル (mL): ミリリットルは1リットルの千分の1を表します。つまり、1 mL = 0.001 L です。 例えば、500 mLの液体は0.5 Lに相当します。

計算式: ミリリットル (mL) = リットル (L) × 1000

  1. リットル (L): リットルはメートル法の基本単位で、1リットルは1000ミリリットルに等しいです。また、1リットルは1デシリットル(dL)や0.001キロリットル(kL)とも同じです。

計算式: リットル (L) = ミリリットル (mL) ÷ 1000 リットル (L) = キロリットル (kL) × 1000

  1. キロリットル (kL): キロリットルは1キロメートルの体積を表す単位で、1キロリットルは1000リットルに相当します。キロリットルは主に大容量の液体の計量に使用されます。

計算式: キロリットル (kL) = リットル (L) ÷ 1000 キロリットル (kL) = ミリリットル (mL) ÷ 1,000,000

実際に計算

それでは750mlのワインを例に税関の表を参考にしながら、大体酒税がいくらぐらいかかるのか計算してみたいと思います。

概要は下記にて説明がありますが補足します。

ワインは果実酒(醸造酒類)の分類なので、15%又は125円/Lのうちいずれか低い税率。ただしその税率が67円/Lを下回る場合は67円/L。(注2)とあります。

750mlを600本輸入するとしたら、450,000ml(450L)

①125円x450L~56,250円(1本あたり93.73円)となります。

②€100(140円とする)x 600本を掛けると、840万円になり

840万円x15%=126万円(1本あたり2100円)となるので、

ここでの酒税は1本あたり93~94円ぐらいの計算となります。

まとめ

ワインなど果実酒は特に複雑ですので、税関にお問い合わせするか知り合いに通関士さんがいたら聞いてみるのも一つの手段です。

他の酒類、たえばウィスキーやブランデーはキロリットに対しての課税がされますが、アルコール度数によって違いが出てきますので注意が必要です。

また、税率は頻繁に変わりませんが、随時税関のHPでチェックしてみるのも良いと思います。ご参考になれば幸いです。