簡単解説-紅茶の歴史について-2

イギリスで東インド会社が設立されたのが1600年丁度の事。この後すぐにオランダ東インド会社が設立され、オランダ東インド会社がヨーロッパに初めて茶を送る事となります。

1657年幕府が鎖国制度を強めて行く中、初めてイギリスに紅茶がはいります。トーマス・ギャラウェイがロンドンで紅茶を販売し広告宣伝などでロンドンで広めていきます。

当時イギリスではコーヒーハウスが主流で喫茶店が大ブレークしていました。社交の場や情報交換の場所として有効活用されていたようです。ギャラウェイで紅茶は親しまれて行く中、イギリスで紅茶が主流の飲料になっていったとも言われています。

イギリスに紅茶文化が浸透していく中、今日でもあるトワイニング紅茶が歴史に登場します。最初は「トムの店」というティーハウスや卸で紅茶を販売していたようです。創業はご存知トーマス・トワイニングです。

イギリスでは紅茶は貴族の飲み物でした。当時お砂糖が非常に希少価値が高く一部の人だけしか手に入らなかった理由もあるそうです。時代が変化するにつれ、喫茶店や卸販売などを通して、庶民にだんだん広がりを見せていきます。そんな中、ロンドン郊外でティーガーデンの設立へと広がり、紅茶文化が定着していきました。