商品を飛行機で輸入する場合の簡単解説 ③〜AIR SHIPMENT

エアーで商品を輸入、輸出する際の最低限のルールなど解説してきましたが、今回で最終章になります。最後、エアウェイビル(Air Way Bill)について簡単に解説していきます。様々な書籍やネットで詳細が語られていますが、もっと砕けて説明していければと思います。

ざっくり言えば「送り状」です。国内で流通している運送会社さんの物と基本的には性質は変わりません。ただし自分で発行する事はできず、指定の航空運送会社さんが発行したりしています。手書きで送り状を書くのではなく、運送会社さんの指定によるフォーマットで発行の代理を行ってもらいます。

また、「エアウェイビルは有価証券ではなく流通性がない」とよく書かれたりしてますが、BL(Bill of Landing)の理解が出来ていれば分かりやすいのですが、貿易に携わっていないとチンプンカンプンなので、とりあえずはエアウェイビルは送り状であるという事を押さえていれば大丈夫だと思います。

商品を輸入、輸出する際に双方(輸入者・輸出者)で必要になるのが2つのセットの書類です。つまり、エアウェイビルとインボイスになります。ここでのインボイスの役割は見積り通り商品が購入できるか、また関税がかかりますので適正な価格で税関に提出するかなど、商品に対してのチェック機能があります。輸入者はこのインボイスに従って、輸出者(メーカー)に仕入代金を支払います。納品書と似てますね。

エアウェイビルですが「マスター」か「ハウス」かとよく耳にする事があるかと思います。これは誰が発行するかによって呼び名が変わるので、専門業者がよく使う言葉で、その都度業者さんに聞けば良いと思います。つまり、輸入者・輸出者には大きく関わる事がありません。

また、前述しましたが、インボイスは納品伝票の役割と説明しましたが、もっと深堀していくと、数量が違うと密輸になりますし、適正に関税がかかる値段(申告価格)を税関に提出する必要があるので、結構重要な役割を果たしています。

まとめると。。輸出入の貨物の手配をする場合はまずは乙仲業者さんに確認して、納品場所や指定の書類の提出が求められますのでその都度確認し、手配していくとやりとりがスムーズです。また、輸出入が出来ない商品がありますので、あらかじめ確認しておくとやりとりがよりスムーズになります。

こちらはJETRO(JETRO)のサイトですが、「航空貨物として輸送できないもの、特別な条件がつくもの:日本」と紹介があります。

https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-020141.html

事前に確認しておくと意外な物も規制がかかっているので、輸出をお考えの方は是非一度ご確認頂ければと思います。